自動運転の拡大に向けた調査研究報告書 警察庁
今年度警察庁内で議論されてきた、自動運転の拡大に向けた調査研究報告書が公開された。
自動運転レベル4相当の「ロボットタクシー」などの社会実装に向けて、交通ルール上の課題を整理し、今後の法制度整備や運用に向けた検討材料を提供することを目的としている。
技術の進展とともに、実際の交通環境との適合や法解釈の明確化が不可欠となっており、官民連携の中で議論が進められている。
人間のドライバーであればできる複雑な交通上の課題や道路交通法上の「抽象表現」をどのように
解釈するかも課題である。
今後制度におけるアクションとして、
①道路交通法の機械可読化・統一的運用
②法解釈の事前確認制度の導入
③特定自動運行の許可制度における報告義務の整理
等が挙げられている。
今後も動きをウォッチしていく。
r6_tyosakenkyuhoukokusyo.pdf